介護というと事故やけがによって体が不自由になることをイメージする方が多いですが、実際には病気によって介護が必要になる方も大勢います。たとえば、脳梗塞を起こせばその場所によって神経が損傷し、半身不随、手足を始めとした運動神経の麻痺があらわれます。糖尿病が悪化すれば手足のしびれが起こり、最悪の場合には手足の切断にまでつながるケースも少なくありません。また、このように病気から介護が必要になる危険性は、誰の人生の中にも潜んでいます。
今のあなたも例外ではないのです。でも、社会人としてバリバリ働いているうちから健康管理をきちんと行っておけば、この危険性は最小限まで食い止めることが可能になります。食生活ひとつとっても気をつけている人とそうでない人とを比べれば、10年後には体内環境に大きな差が出ます。油分や塩分は年に一度の健康診断にあらわれる数字だけを見ると、微々たるものと思われる人も多いでしょう。しかし、それが10年20年と積み重なっていくと血管年齢には十歳単位の年齢差としてあらわれることも少なくないのです。
仕事が忙しいからといって外食ばかりに頼るのではなく、家でヘルシーな家庭料理をとることは老後の充実生活にも大きくつながっていきます。リタイア後は生涯現役で好きなことを楽しみたい、だから仕事を忙しく頑張っている、そんな人にこそ一度立ち止まって自分の生活を見直してみる時間が必要なのです。
参考サイト名□体が資本!健康第一!